カッコつけない。無理をしない。

東日本大地震(最近、こう報道されることが多いので)から、もうすぐ2週間になる。各地で支援の輪が広がり、節電はもちろん義援金、物資、ボランティア、行政単位では住宅の供給など、たくさんの善意が集まってると報道などからも伝わってくる。ここ富山でも、各メディアの義援金受付、ショッピングセンターやお店での募金箱の設置、保育園・学校単位などでの寄付の声掛け、受付など数えればきりがない。その都度、善意を気にして寄付をしているとそれはそれで大変だ。全国区レベルでみれば、個人でも数千万から始まり、1億、10億円といった、とてつもない義援金が寄付されている。すごいの一言だ。ただ、一般レベルでみれば、日常的に節電したり、ランチの出費を抑えたり、日々の生活費を削りながら生活していることも忘れてはいけない。無理をすればその分、地域の経済、日本の経済にも必ず反動が返ってくる。そして過度な、というか必要以上の自粛もやはり考える必要があると思ったりする。いろいろ話を聞いたりすると、「飲食店での予約がキャンセル」「旅行をキャンセル」「イベント、催事のキャンセル」などかなりダメージが大きいようである。販促活動もキャンペーンのようなことがやりずらといった印象もある。もちろん、派手に消費しよう!ということではなく、適切にちゃんと消費をしていきましょう。という感じでしょうか?お叱りを受けるかもしれませんが、春になったら春らしい服を買いましょう。桜が咲けばやはりお花見も、人事異動があれば歓送迎会も。いろいろな意味で楽しむことは楽しみつつ、カッコつけずに、無理をせずに、自分たちができる範囲で最善の支援を行いましょう。

といいながら、私のよく見るサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の考えにも共感し、本当に小額ですが個人的に日本赤十字に寄付させていただきました。

専務取締役 大島秀紀

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