スポーツの夏

今年の夏は、ロンドンオリンピックでのメダルラッシュで盛り上がりました。昨日はメダリストのパレードも行われ、スポーツ選手の地位がこれまで以上に上がったことを感じさせ、また、石原東京都知事の仕掛け人としての面白さを感じることのできるイベントでもありました。東京マラソン、オリンピック招致、尖閣諸島など最初に仕掛けて、メディアを使って発信し、国民の注目を向けさせ、民意を味方につけていく。さすがです。はじめてやることには、常にリスクも伴うが、それを怖がっていてはやはり何もかわっっていかない。今回のメダルラッシュは、その競技初、数十年ぶり、団体での獲得が多かったと各社報道でも分析されていました。1984年のロサンゼルスオリンピック以降のソウルオリンピックからはメダル数が激減、従来の方法が通用しなくなった。その後の強化策が実り、2004年のアテネでは37個と躍進、そしてロンドンで38個と過去最高のメダル数となった。つまり、常に時代の先を見た強化や人材発掘育成を行っていないと回復するまでにかなりの時間を必要とするとうこと。ここにも強化策という先を見据えた仕掛けが必要なのだ。常にレベルの高い人材がいれば、それを目標にその他の選手のレベルも上がると考えれば、当然団体でのメダル獲得も頷ける。やはりその人頼みではなくチームでの切磋琢磨が必要だ。スポーツの世界だけではなく、仕事に置き換えてもやはり同じことがいえますね。今だけではなく長期、中期、短期で目標を定め、それに向かってチームで新しい未来を切り開いて行こう!

チャレンジと失敗、チャレンジと成功が必ず成果となって表れてくるはず。勝利の美酒を味わうために、チャレンジあるのみ。

専務取締役 大島秀紀