高志の国文学館

先日、富山市内で開館した高志の国文学館へ足を運んでみました。常設展示に富山にゆかりのある文人とその作品が紹介されていました。老朽化した旧知事公館を増改築したもので、大規模ではないがちょうどいい感じがした。あまり大きいと見るのがつかれることもあるので…。文学というと格式が高く、身近な感じがしないが、特に印象的だったのは「漫画・まんが」がかなりのスペースを割いてあり、文学として認められたのかと、少年ジャンプ・少年サンデー・少年マガジンと共に育った世代としては、とても嬉しかった。世界に誇るキャラクター「ドラえもん」の生みの親は、藤子F不二雄さん(富山県高岡市出身)。富山県民としては自慢の1つでもあります。富山の風景や姿がドラえもんに反映されていると思うとなんかいいですね、やっぱり嬉しくなります。現在、放送されているアニメにも必ず出てくる公園の土管も、藤子F不二雄さんのどこかの記憶が描き出されてるんでしょうね~。さて、展示さてれいるものもさることながら、建物やその庭の雰囲気も一見の価値ありです。訪れた昨日は雨。その雨のしっとり感が建物や庭をさらに素敵に演出していました。

そろそろ梅雨の後半、ジメジメして苛立つ気持ちに潤いをもらたすのにも、文学やアートに触れるのもいいものですね。

専務取締役 大島秀紀