風鈴

気象庁が、本日7月17日(土)九州北部、四国、中国、近畿、東海、関東甲信、北陸で梅雨明けしたとみられると発表した。各地方とも平年と同じか1~5日早いとうことだそうな。ここ富山も昨日までの雨や曇り空からうって変わって夏らしい青空が広がっている。一気に本格的な夏到来であるが、正直暑い…。自宅にクーラーをつけてないというのが一番の理由だが、小さいころから、自分の部屋にはクーラーを設置しない生活を続けていたものにとっては、クーラーを使ってるところに長くいると、なぜか体がだるくなる。というわけで、我家では、妻と子供には悪いなぁ~と思いながら、団扇(うちわ)と扇風機と風鈴で涼をとるとうことでしのいでいるのだ。風鈴といえば、富山は風鈴の生産地なのご存知でした?高岡銅器の風鈴は古くからの伝統工芸として、全国各地でその美しい音色を奏で、ここ数年は、高岡の株式会社能作が企画制作した真鍮(しんちゅう)の風鈴が、洗練されたデザインとその音色が高く評価され、全国的にヒットしている。そして、ガラスの街とやま(富山市)では、富山ガラス工房という施設があり、ガラス作家の方たちが制作した、とっても素敵なデザインの風鈴がたくさん販売されている。我家でも愛用しているが、ガラス特有の涼しげな雰囲気があり、とっても気に入っている。

富山 ガラス作家の風鈴

富山 ガラス作家の風鈴

江戸風鈴もいいですが、made in toyamaの風鈴もいいですよ。やっぱり富山っていいものがたくさんあるなぁ~。もっと探して再発見しましょう。どんどん自慢しましょう。そして、その良さを伝えていきましょう。

暑さ寒さも彼岸までといいますが、これから残暑も含めて約2ヶ月の暑さをクーラーなしで、今年も頑張るぞ~。

おてんとうさまへ、どうぞお手柔らかに。

専務取締役 大島秀紀

七夕

今日は7月7日、七夕ですね。当社の本社のある高岡市戸出では、商店街の通りが夜空を埋め尽くすくらいに、たくさんの七夕飾りで彩られている。小さな頃から見ている七夕のアーチは本当に見ごたえがある。露天商もずらりと並び、この時ばかりはこんなにも人がいるものかと驚かされる。宮城県の仙台市や神奈川県の平塚市、ここ富山県では高岡市が有名だが、贔屓目はありますが、個人的には地元「戸出七夕まつり」が日本一だと自慢に思っている。この頃は、地産地消といった動きもあり、地元のものを食べる、地元のものを使うといったことが盛んに行われている。足元を見つめ直した結果、一番近くに一番いいものがあるといったことも発見できる。まさに「灯台もと暗し」昔の人は上手に言葉を作るものだと思います。言葉といえば、最近はメールやホームページなどのインターネットといったことに多くを頼り、生の声から得られる微妙なニュアンスやここが核心部分だなということを、肌で感じることが少なくなってきているように思う。便利なものは便利に使い、必要なときには五感を研ぎ澄ませ、肌で感じて第六感を導き出す。とにかく自分の枠にとらわれず、多くの分野の人、鮮度の高い情報から適度に刺激を受けておくことで、いろいろなアイデアが生まれてくるはずである。今流行りのご当地ブランドをはじめとしたご当地○○は、誰が言いだしっぺがわかりませんが、そんなことから生まれたアイデアの1つなのではないだろうか。ご当地自慢、ご当地名物、そして新ご当地○○ですね。温故知新、いろいろなことを見直すと新しいなにかが生まれるかも。

ともかく、今日は7月7日七夕です。古人はなにを想い、こんなロマンチックな日を作ったのでしょうね。幼稚園や保育所からは、元気な子供たちの歌声が聞こえてきます。

♪ささの葉 さらさら 軒端に揺れる お星さま キラキラ 金銀砂子(すなご)。     五色(ごしき)の 短冊  わたしが書いた お星さま キラキラ 空から見てる。

例年、梅雨の真っただ中で雨の確率が高い戸出七夕まつりですが、今日は晴れそうですね。夜空の星に願いを込めて、短冊にどんなことを書こうかな。

専務取締役 大島秀紀