七夕

今日は7月7日、七夕ですね。当社の本社のある高岡市戸出では、商店街の通りが夜空を埋め尽くすくらいに、たくさんの七夕飾りで彩られている。小さな頃から見ている七夕のアーチは本当に見ごたえがある。露天商もずらりと並び、この時ばかりはこんなにも人がいるものかと驚かされる。宮城県の仙台市や神奈川県の平塚市、ここ富山県では高岡市が有名だが、贔屓目はありますが、個人的には地元「戸出七夕まつり」が日本一だと自慢に思っている。この頃は、地産地消といった動きもあり、地元のものを食べる、地元のものを使うといったことが盛んに行われている。足元を見つめ直した結果、一番近くに一番いいものがあるといったことも発見できる。まさに「灯台もと暗し」昔の人は上手に言葉を作るものだと思います。言葉といえば、最近はメールやホームページなどのインターネットといったことに多くを頼り、生の声から得られる微妙なニュアンスやここが核心部分だなということを、肌で感じることが少なくなってきているように思う。便利なものは便利に使い、必要なときには五感を研ぎ澄ませ、肌で感じて第六感を導き出す。とにかく自分の枠にとらわれず、多くの分野の人、鮮度の高い情報から適度に刺激を受けておくことで、いろいろなアイデアが生まれてくるはずである。今流行りのご当地ブランドをはじめとしたご当地○○は、誰が言いだしっぺがわかりませんが、そんなことから生まれたアイデアの1つなのではないだろうか。ご当地自慢、ご当地名物、そして新ご当地○○ですね。温故知新、いろいろなことを見直すと新しいなにかが生まれるかも。

ともかく、今日は7月7日七夕です。古人はなにを想い、こんなロマンチックな日を作ったのでしょうね。幼稚園や保育所からは、元気な子供たちの歌声が聞こえてきます。

♪ささの葉 さらさら 軒端に揺れる お星さま キラキラ 金銀砂子(すなご)。     五色(ごしき)の 短冊  わたしが書いた お星さま キラキラ 空から見てる。

例年、梅雨の真っただ中で雨の確率が高い戸出七夕まつりですが、今日は晴れそうですね。夜空の星に願いを込めて、短冊にどんなことを書こうかな。

専務取締役 大島秀紀

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