日本人の幸福感は6.5点

先日、4月26日(水)の読売新聞の記事に『幸福感「6.5点」(10点満点中)』という見出しがでていた。どうやら内閣府が調査したデータのようなので、ちょっと気になって記事を読んでみたところ、日本人が日々の生活でどのくらい幸せを感じているかを点数(10点満点中)で表してもらった評価のようだ。冒頭にでてくることの中に、欧州よりも日本の幸福感が低いという結果だと書いてあった。欧州を中心とする28カ国で実施された同様の調査では、デンマークが8.4(最高)、英国7.4、ドイツ7.2、フランス7.1といったようにかなり高い。平均も6.9という結果らしく、日本の幸福感は欧州の平均値を下回ってしまったのだそうだ。それなりに生活は満たされて裕福な国の1つのはずが、この結果からすると、どうやらそうでもないらしい。確かに、衣食住に困ることも少なく、不況といいつつも海外旅行にも行けるといった状況があっても、いつも何かに追われている感があったり、いろんな意味で余裕がないような、妙な雰囲気を感じることはあるような気がする。日本人は経済的に満たされていても、心や精神的な部分で満たされていないのかも…。いつもどこかに不安があるのかもしれませんね。「豊かさとは…」いったいなんなのでしょうか。なかなか難しいテーマですね~。以前、ブログにも書いたブータンという国の指標GNH(国民総幸福度)という概念は、これからの新しい指標となりえるかもしれません。そして、現政府のコンクリートから人への政策は、GNH(国民総幸福度)のUPになるのでしょうか?

ところで、10点満点中あなたの幸福度は何点ですか?今日からGW突入、楽しく心豊かに過ごしたいものです。でも、どうしてなんでも点数で評価したがるんでしょうかね~。

専務取締役 大島秀紀

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