ディテール(detail)にこだわる。

「ディテール(detail)にこだわる。」先日ある飲み会の会話の流れでの言葉。私の身近で尊敬する方の中の1人が発した言葉なのですが、話を聞いていると、ほんのちょっと気になったとことや興味を持ったことについて、人よりも細部まで調べたり、追求したりするということを常に意識しているのだそうだ。以前、はやり言葉のように言われていたフレーズのように記憶しているが、本当に実践している方というのは身近では数少ないと思う。知識が豊富で、自分がわからないことを質問すると、すぐに回答が返ってくる。凄いのは、質問してわからないことは、すぐに調べて教えてくれる。打てば響く辞書のような人なのだ。というのも、以前から知っていたのだが、通常の辞書はもちろん、電子辞書も複数所有し、家のいたるとことに置いてある。もちろん携帯もして、いつも調べる体制が整っている。で、話は元に戻るが、その方全体を見た場合「ディテール(detail)にこだわる。」とうことの1つに、わからないことをそのままにしておかない、ということが重要なのだと感じた。確かに、その場で不明な点を解決すれば、いろいろなことが多分、連鎖的につながり、また次の解決策を生む。解決できれば興味が増し、さらに知識が深まる。知識が深まれば、面白くなる。いい循環が生まれ、最終的には知識豊富になる。「広く浅く」とか「1つのことを深く」ではなく、「広く深く」なのである。いずれにしても、手を抜かないということであろう。興味を持ったらすぐに調べたり、体験したりして自分のものにしていく。臆病にならず、恥ずかしいと思わず。ディテールにこだわることを常に意識して、新しいことにチャレンジしていく。そして好奇心を持ちつづけるということが大切ですね。

専務取締役 大島秀紀

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