カード(CARD)はお得?

Tカードの対抗馬として最近話題の、Pontaカードなるものを作ってみた。近頃は、キャッシュカードにクレジットカード、ポイントカード、お店の会員カード、JAF会員証など、やたらと財布の中にカードがたまって、パンパンに膨らむ。TカードやPontaカードはそういった悩みを少しは解消せてくれるのかと期待はさせるが、根本は顧客の囲い込みとデータ収集や調査。基本的にはマーケティングの為という要素が強い。販売や顧客の動向を知る為だけではなく、買物の内容から趣向や欲しているものの傾向と対策そしてアプローチまでできてしまう優れモノ。IT恐るべしである。レシートが出たときに、商品の広告が掲載されるのもITのおかげ。そのおかげで、ついつい余計なものまで買ってしまう。消費を刺激するのにはとてもいいカード(切り札的な存在)となっているのだろう。現政府の景気刺激策として子供手当や高校無償化がスタートし、高速道路の無料化なども今後現実になることだろうが、どうも「?」が付いてしまう。全面否定ではないが、もう少し消費させる為のさらなる一工夫が必要なのではないかと感じる。そういう意味ではエコポイントはいい刺激になっているのではないだろうか。やっぱり今ならお得!というキーワードに消費者は弱いのでしょうね。ポイントを貯めるとお得。そのポイントを使って商品やサービスが受けれれるからまたお得。お得の好循環が必要な時代ですね。

ポイントだけでなく、この会社この人と付き合っていると「お得」と思われるようにならなければいけませんね。会社の切り札、自分自身の切り札、お得なカードをつくりましょう!そこがポイントかも…。

専務取締役 大島秀紀

コメントは受け付けていません。