マイ箸

2年ほど前から、できるだけ「マイ箸」を使うように心がけている。はじめた頃はマイ箸をお店で使うのも少し恥ずかしかったし、偽善ぽく見らているのではないかという変な意識もどこかにあったような気がする。お店を利用する度に「箸はいりません。」ということを言っているうち、割り箸以外に洗って使える箸が登場し始めた。「エコ意識」と「もったいないという意識」そして「コスト意識」がフィットしたのだと思うが、とても好感を持つことができた。そういう体験があると、恥ずかしさよりも、もしかすると自分がやっていることは、ちょっといいことなのではないかという嬉しさが上回る。今日も、新しく移転オープンした、うどん屋さんに昼食をとるのに入った。箸は洗って使える箸がでてきたので、そのまま使おうかとも思ったのだが「マイ箸を使うので不要です。」とお返ししたところ。「ありがとうございます。」という言葉が返ってきた。割り箸ではない時点で自分としては好印象なのだが「ありがとうございます。」という言葉に、環境への意識はしっかりと根付いてきているのだと感じさせられた。割り箸という日本の便利な文化は素直にとてもいいと思うし、自分自身も必要だと感じる時も多々ある。でも、ちょっとだけ意識することで、木が守られ、森が守られる可能性が高くなる。森は綺麗な空気を供給し、時には人に癒しももたらしてくれる。1人1人のちょっとした心掛けが実はつながっている。朝起きて、いい空気を胸いっぱいに吸い込む為に、これからもできるだけ「マイ箸」を使っていこうと思う。

くれぐれも「マイ箸」をお店に忘れないように要注意ですけどね。無いことに気付いた時は結構ショックです。(笑)

専務取締役 大島秀紀

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