サスティナビリティ(Sustainability)・持続可能性

サスティナビリティ(Sustainability)・持続可能性」。数年前から耳にするようになり、最近、特に気になっているキーワードの1つである。企業戦略、商品開発、環境問題はもちろん様々な社会活動などに広く用いられ、今や企業活動では意識せざるを得ない用語でもあると考えられている。身近なところでいえばLOHAS (ローハス)は [lifestyles of health and sustainability]の略でスローライフの代名詞のような言葉として浸透し、確かに多くの人の意識も少しづつ変わってきていると実感している。持続可能性といえば、なんとなく想像はつくが具体的に自分たちの活動に置き換えるとどういうものかのかと問われるとなかなか難しい。簡単に考えると、今の取り組んでいる事業は永続的?これからやろうとしていることは、ずっと継続していけますか?といったところでしょうか。環境問題とも関わりが深い言葉であることも考えると、どうしても持続・継続していくためには避けては通れないECO(エコ)への取り組み。最近ではECO(エコ)の安売り的な発想をされる方もいますが、基本的には積極的に取り組み発信していくべきだと思える。当社は現在3名で活動しているが、全てSOHO (ソーホー) [small office home office]スタイルで仕事をしている。当初は通勤時間を削減し時間を有効に活用する面と、事務所経費を抑えるためということを考えての意味合いが強かったが、今となっては環境という面でもかなりメリットのあるECO(エコ)なビジネススタイルだと感じている。そして家族との時間も大切にできるのも大きなメリットだと思う。富山では大都市のように公共交通機関が網羅されていないため「通勤=車(1人1台)」があたりまえ。勤勉で働くことが大好きな県民性なのか、共働きの家庭も常に全国トップクラス。その為、通勤には時間と燃料(ガソリン・ディーゼル)が当然のように消費されるわけで、そういう意味では1人当たりにすると環境負荷の大きい県なのかもしれない。最近では、公共事業を見直し無駄をなくそうという動きがとても強いが、地方においては道路ではなく、もっと公共交通機関を発達させる公共事業があってもいいのではないかと考えたりもする。といってもすぐに可能なことでもないので、当社は今のビジネススタイルを磨いて持続・継続・発展させ、1つの成功例として社会に影響をあたえることができるくらいになりたいものです。そうすれば、どこかから講演依頼がきたりして、また新たな当社のビジネスに発展するかも…

講演 演題「地方で成功する環境と家族にやさしいビジネススタイル」

なんていうおバカな夢も描きながら さぁ~みんなで頑張ろう!オォー!(昭和なニオイ…)

専務取締役 大島秀紀

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