楽しくないとね。

なんでも楽しくないと続かないとよく言われる。確かに、仕事にしても、遊びにしても継続していくには、なにか達成感や楽しさを感じなければならないと思う。その反面「継続は力なり」「石の上にも三年」といったような諺も存在する。やはり楽しくないと継続も我慢もできないように感じる。その為には、漠然としながらも目標を持つことが必要なのかもしれない。具体的に資格や数字といった目標もあると思うが、まず漠然とでも大きな目標・ビジョンといったものを描き、それを達成する為に、その過程・道程をどのようにしていくかというこを考えていくことが大切だと思える。とかく日本人は目の前の問題に対処して解決していく、対処法をとるという。本質の部分はちょっと横に置いといて、とりあえず、今の問題を解決できれば、あとに続く問題はまたその時考えて対処してくそうだ。それって、その時はうまくいったということで楽しいのかもしれないが、あとのことは先延ばし。どんな結果がでるかはお楽しみ、ある意味「楽しい」のかもしれない。ちょっと話は変わるが、最近、ある女性の方から聞いた話。現在の食生活は5年後の自分に出てくるそうだ。若い時は、多少の暴飲暴食や適当な食事でもその時はなんともないが、5年後に大きな差がでているということらしい。美味しい食事やお酒を目の前に5年後を考えて飯を食えといっても正直、無理…かも。でも、なにか目標をもってそれを達成するためであれば、食事やアルコールのコントロールは可能になるような気がする。日本人大リーガーのイチローや松井秀喜などは、そのいい例であろう。そして、二人とも野球選手・メジャーリーガーという職業はもちろん、人生をおもいっきり楽しんでいるように感じる。やっぱり、楽しくないとね。

専務取締役 大島秀紀

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