やさしい

この頃、自分の中でに気になっているキーワード「やさしい」。少子高齢化が進み、いろいろな場面で今後「やさしさ」というのが必要になってくる。世の中の経済を団塊の世代がけん引していく時代がすでにやってきている。そんな世代の方々が、年を重ねてからなにかはじめようと思うと、体力に無理があるものや、経済的に無理があるものはなんとなく敬遠したくなる。かといって、反面50代以上の団塊の世代はとてもアクティブで活動的、積極的なことも確か。その世代を取り込もうと「健康」や「ヘルシー」を前面に出していることも多いが、なんとなく楽しそうではない。そこで、登場するのが「やさしい」というキーワードなのだ。飲食店のメニューや食品のネーミングにしても、「健康○○○○」、「ヘルシー○○○○」よりは「やさしい○○○○」といったほうが、なんだか魅力的な感じがしませんか。他にも、子育てがひと段落し、50代から時間の有効活用や健康を考えてスポーツをはじめようとするときに、「汗をかこう」「ダイエット」などを表現し、いきなりハードでしんどそうなイメージがあると、はじめの一歩が踏み出せないような気がします。そいうことで、スポーツのメニューでも「50代からのやさしい○○○○」といったように「やさしい」という言葉が入ると、ずいぶん敷居が低くなるり、そしてイメージがいいような気がしませんか?環境にやさしい、人にやさしい、家計にやさしいなどちょっと使い古されたような言葉にも感じますが、使う場面次第では、まだまだ新しい広がりを感じます。

やさしい男性が好き!という女性も多い今日この頃ですが。いろいろなところに、もっともっと「やさしい」が必要とされる時代になってくるような気がします。私はやさしい女性が好きですが…^^;。

専務取締役 大島秀紀

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