はじめの一歩

ようやく「はじめの一歩」を踏み出すことができた。兼ねてから企画してきた「環境ジャーナリスト 枝廣淳子氏」の講演会を、先日11月4日(木)無事開催できたたとともに、弊社としては成功といっていい評価もいただけた。予想よりも多数の受講をいただき環境分野への取り組みについて、少なからず関心があることが感じられたからだ。受講いただいた皆様からは「とてもわかり易かった」「環境について取り組んでいかなければ」「具体的な事例があり参考になった」「環境というだけでなくビジネスを考える上で参考になった」など、比較的高い評価をいただけた様子。こういった声は主催者としてとても励みにもなるし、やってよかったと思わせてくれる。もちろん講演会が目的ではなく、これから富山の企業の皆様とどう環境のムーブメントを起こして、ビッグウェーブにしていくか?はもちろん、どうビジネスに生かしていただくかという課題のハードルは高い。さざ波程度では、この環境の世紀に「富山の企業が生き残れない」というこにになりかねない。講演の中ではグローバルな事例や、大手企業の事例もあったが、お隣石川県での環境に配慮した新規ビジネスの事例や、地元新湊での環境を意識した結果、年間100万円以上のコスト削減につながった事例もあった。環境ビジネスのチャンスは企業の大小は関係ないのである。逆に小さいからこそ舵が利きやすい、対応しやすいと考えることもできる。ようはどう考えるかなのだ。取り残されない為には、慌てる必要はないが、急ぐ必要はあると思う。「はじめの一歩」をどう踏み出すか、何を取り組むにしても、まずは学びが必要だと思う。弊社も環境情報事業をスタートさせた。いい情報をいち早く見つけ出し、富山の企業の発展と人材育成に役に立つ情報をお届けし、持続可能な社会の実現の為に少しでも役立ちたいものです。

「SAVE THE EARTH」地球上のすべての生き物の願いである。

専務取締役 大島秀紀

コメントは受け付けていません。