TOKYO

先日、あるセミナー受講の為、東京へ。朝早く到着したので受講会場周辺を散策。そのついでに、都庁の展望台へいってみた。そこにはある現象があり少 々驚かされた。周りの景色ということよりも、アジア各国(中国、台湾、韓国)からの観光客の多さだ。その割合は、みた感じ展望台スペースにいた約4割。富 山でもアジア各国からの観光客は多いが、やはり違いを感じます。次にすぐ傍にある新宿中央公園へ。ここでもちょっと考えさせられるものを見ることになっ た。段ボールハウスで寝泊まりしながら生活するホームレスである。新宿の超高層ビルが建ちならぶ中で、足元にはそういった人たちがいる。俗世間から、逃避した人たちを社会復帰させるということはかなり大変なことなのだろうが、このギャップは本当に幸せな国なのだろうかと考えさせられた。以前「美しい国創り」をビ ジョンに掲げられた首相の「美しい国、日本」というキャッチフレーズには共感したが、現実は簡単なものではなさそうである。何かを成そうとすると何かを犠牲にしなければならないことも確かに あるとは思うが、人を犠牲にするようなことはしないようにしたいものだ。1年前のリーマンショック以来、日本を代表する企業から地方の中小企業まで雇用を維持することすら大変な状況。人が犠牲になっていることも確かに多い。「美しい国」の定義はなにかはよくわかりませんが、やはり国民が委縮せず生き生きとし ている国は、美しく輝いているのではないかと思います。当社も小さな会社ではありますが、1人1人が生き生きと輝いている美しい企業でありたいものです。

専務取締役 大島秀紀

東京都庁

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